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福島 彩羽 Saiha Fukushima

歴史の継承を考える

2021.09.21

先日、ずっと気になっていた和歌山市内にある和歌山県立近代美術館に行きました。

和歌山県立近代美術館 は、和歌山城・和歌山城動物園・和歌山県立博物館といった市民が集う位置にあります。

そのような位置にあるためか、毎月第1日曜日は無料開放されているようで、たまたま足を運んだ日が無料開放日だったので、展示物を見ることができました。

普段、近代美術に触れる機会が無かったのですが、とても面白く自由な表現に興味を持つことが出来たので、他の近代美術館にも足を運ぼうと思います。

 

 

さて、本題の 和歌山県立近代美術館は黒川紀章の設計です。

事前に美術館について少し調べていると、バブル期に建設され、予算もかなり高かったと知りました。

実際予算に見合った、とても凝った施設と感じました。

特に庇を使ったファザードが特徴的で、これは和歌山城の屋根をイメージした意匠です。

 

 

和歌山城のように国の重要文化財の周辺で建築を行う際は、景観に配慮した意匠を強く求められると思いますが、その 和歌山城 の意匠を美術館に反映させる手法は勉強になりました。

弊社では京都や奈良といった景観配慮を強く求められる地域でお仕事をさせて頂くことがあります。

特に京都市では、近景・遠景デザイン保全区域というものがあり、特に本願寺や御所のような歴史的建造物周辺では、それらの意匠に合った計画を求められます。

このような地域では歴史を継承しつつ後世に末永く残る計画を行わなければなりません。

その為にも、 和歌山県立近代美術館 のように周辺環境に調和し、意匠で歴史を継承し、人々に愛される建築物を一つでも多く残す設計をしていきたいと改めて思いました。

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