acas社長 大浦昌尚ブログ

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当たり前をうたがう

2021.07.31
野間の大けやき

会社の合宿を2年ぶりに行いました。

初めて行った合宿から10年が経ち

その時描いたものがその通りになっています。

 

今回の合宿で10年後をみんなで創造しました。

その中でどこともなく出てきたのが

「宇宙事業部」でした。

10年前の私たちなら「そんな…」と小ばかにしたでしょう。

いや、出てきすらしなかったことでしょう。

でも、描いたことは実現することを知っている今の私たちは

「宇宙事業部」と聞いた瞬間「いいね!」と沸き立ちました。

 

さて、この「宇宙事業部」何をするのか?

私は当たり前をうたがうことから始める事業部なのかと思っています。

 

当たり前って何でしょう?

10年前の私たちの当たり前はある小さな枠にとらわれた当たり前でした。

今私が思う当たり前は別の人たちからすると特別なことなのかもしれません。

ある人から「絶対、確認申請の期日を守りますよね?」と聞かれびっくりしました。

万が一遅れそうになると大騒ぎして何としても守ることをします。

これは私たちの当たり前です。

先日、いい加減な仕事をする職人さんと出逢い、久しぶりに大きな声を出してしまいました。

しかし、その職人さんのその時の当たり前のレベルはその程度だったのです。

なぜそれがいい加減なのかを説明し、是正してくださった職人さんの当たり前は変わった感じがします。

これらは小さな現象の一つです。

 

宇宙で考えると当たり前が当たり前でないと思うのです。

今の私たちの周りに当たり前にある空気や水や電気などのインフラも

今わかっている宇宙にはないのです。

宇宙で生活することのできる住宅を設計すれば、何のインフラもない土地でも生活できる住宅が簡単にできると思います。

宇宙事業部のスタートは「当たり前をうたがうこと」だと思います。

「なぜ?」「なぜ?」「なぜ?」と3回うたがう

「それがなければ?」「さらにそれがなければ?」「さらにさらに…?」と

そして、とっても大切なことがあると思います。

それは「常に明るく前向きに考える」です。

もし行き詰ったら「だったらこうしたら?」と助言しあう。

今の当たり前は10年後には大きく変わっている。

そして、描いたことは必ず実現すると信じていますから。

大浦昌尚
株式会社アクアス

代表取締役
大浦昌尚 Masanao Ohura

大和の国に生を受け、とても明るい家族と周りの人と自然に育てられ、まじめで正義感が強いのは父譲り、面白く発想が豊かなのは母譲り、棟梁と指物師の両祖父の血を引き迷うことなく今の仕事に。 多くの人に助けていただき育てていただいた半生。これからご恩返しです。