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今、ここだけでなく
未来・地域をも考えた
マンションづくり

マンションは、分譲・賃貸問わず収益性が大切です。しかし多くのマンションで、新築時には満室でも、築年数が経過するごとに入居率が減少している傾向があります。一方で、入居者は減らず賃料が上がり続けている物件もあります。私たちはその違いを「今、ここだけでなく未来・地域を考えたマンションづくりになっているか否か」だと考えています。利己的な人が周囲から長く愛されないのと同じように、マンションも利己的では長く愛されるものになりません。だから私たちは、土地の歴史を見つめ、地域の環境を調べ、調和を大切にして、「今だけ、ここだけ、自分だけ」ではなく、新しいマンションが建つことで街がより良くなったと思っていただけるもの、美しい心が育まれていくものを、つくり続けたいと考えています。

SDGsへの取り組み


持続可能な社会を目指して、国際的に掲げられている17の開発目標。私たちも社会の一員としてさまざまな取り組みを行っています。マンション事業では特に「11.住み続けられるまちづくりを(持続可能な都市・人間居住の実現)」に注力。たとえば、街灯が少ない街にマンションを建てた時には、マンションのエントランスの明かりで道も照らされるようにしました。道を照らすための街灯をつけるのではなく、普段通りの生活が街を良くする。言わば「あかりのお裾分け」の感覚が頑張らない持続可能な行動になり、未来になると考えています。

強みfeatures

01 確かなマンション設計実績数

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1980年から現在までのマンション設計実績は、167物件10,498戸(2022年2月時点)。長年、大手デベロッパー様と共に培い、信頼いただいている実績と経験、ノウハウの蓄積がここにあり、時代やお客様のニーズに沿った柔軟な提案を可能にしています。お客様が「今何を求めているのか」を常に考え、その思いを包んでより良い提案・設計させていただいています。

主要取引先(順不同)

  • 三井不動産株式会社様
    三井不動産リアルティ株式会社様
    三井不動産レジデンシャル株式会社様
    三井デザインテック株式会社様
    三井不動産レジデンシャルリース株式会社様
    西日本旅客鉄道株式会社様
    JR西日本不動産開発株式会社様
    公益財団法人鉄道弘済会様
    京阪電鉄不動産株式会社様
    野村不動産株式会社様
  • 積水ハウス株式会社様
    関電不動産株式会社様
    住友不動産株式会社様
    郵政不動産株式会社様
    ENEOS不動産株式会社様
    白石工業株式会社様
    株式会社アドミニ様
    有限会社エステートさくら様
    その他個人オーナー様多数

02 
 即売(分譲マンション)・高稼働(賃貸マンション)2つのノウハウ

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分譲マンションの竣工完売100%

売れるマンションと売れないマンションには、それぞれ理由があります。近年、飽和状態にあるマンション市場で竣工完売とするには、マンションの価値を高めていく工夫、いわゆる「需要」と「希少価値」のあるマンション設計が求められます。積み重ねたノウハウを活かして手がけてきたマンションは、竣工時100%の完売を続けていますが、需要があり、希少価値と感じていただけるマンションだからと自負しています。

高単価・高稼働賃貸マンション

①オーナーの気持ちに寄り添ったマンションづくり
マンションづくりは、決まったかたちがないところからスタートします。外観や内観のデザインも同様に、最初にオーナー様の想いやイメージを聞き、想いの部分をかたちで表現したいと考えています。抱えている想いはさまざまで、「土地の有効活用をしたいけど、どんな建築ができるだろう?」「思い出の木を残して建てたい」「変形地だけど建つだろうか?」「先祖から受け継いだ大切な土地を子孫へと送りたい」など。このようなお悩みにも、オーナー様の想いを最大限、目に見えるモノだけではなくコトとして設計し、納得いただけるご提案をいたします。
②竣工時から賃料を上げ続けられるデザイン・機能性
私たちが大切にしているのは、完成直後だけでなく、長期的な視点に立った上で空間を構築することです。長期的な視野を持つことは良い建物をつくる上で重要であり、長年使用する建物においては、家族構成の変化、家具の種類や量が増減することも想定します。年月の経過による外装や内装の変化が、オーナー様への負担とならないような配慮も想定。その地域ごとでの文化や歴史、気候風土、そして多様なライフスタイルも含め、持続的な建築をつくることが、私たちの使命でもあると捉え、より良い設計・提案をしております。
オーナー様の声はコチラ

圧倒的な入居率の高さ

他社と同じ建物や仕様では市場に埋もれ、地域での家賃競争や入居者の取り合いに巻き込まれてしまいます。入居者にとって、魅力的な物件であり続けることが、入居率の高さにつながり、結果的にオーナー様の利回りの安定、つまりマンション経営の成功にもつながります。私たちは地域との差別化を図るため、徹底的に建物のデザインや仕様にこだわり、唯一無二の存在感ある建物づくりを目指しています。

03 
 時代に合わせた新しいマンションの提案

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①環境配慮の設計ZEH-M
【高層賃貸マンション関西第1号】

アクアスでは持続可能な社会を目指す一員として、設計を手がけるすべてのマンションでZEH-M(ゼッチ・マンション)を目指しています。ZEHとは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語であり、「エネルギーの収支をゼロ以下にする住宅」を意味します。断熱性能をベースに、高効率な住宅設備、太陽光発電システムなどの導入によって省エネと創エネを組み合わせながら、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロ以下にすることを目指した住まいです。私たちが設計した賃貸マンションが「令和3年度 高層ZEH-M支援事業」で、賃貸マンションとしては関西初となる補助金交付が行われた実績もあります。

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②子育て世代特化型マンション

日本の出生率の低下は、時代が進むごとに深刻化しています。そんな中で出生率の高い都道府県を見ると、沖縄県、島根県と続いています。同地域に共通している特性は、①持ち家率が高いこと、②地域の結びつきが強く子育てしやすい環境であること、③親との同居率が比較的高いこと、④雇用が安定していることが挙げられます。都市部においては、転勤などによりこれらの多くが叶わず、不安を抱えながら子育てしている人が多いのです。ある小児科医の話では、地域や子育て世代とのつながりの薄さによって、TV CMを見て「子どものおしっこが青色でない」と真剣に相談に来た人もいると言います。これは決して笑い話ではなく、今実際に日本で起きている問題なのです。

そこでアクアスでは、子育て世代が優先的に入居できるマンションの設計・監理を実施。共用部には談話室を設置し、ベテランの保育士さんや看護師さんが育児相談に乗ってくれたり、地域のお年寄りも集って一緒に子育てをしてくれたりできる仕組みを構築しました。安心して子育てができる環境を創ることができれば、自ずと出生率も向上するのではないかと考え、その安心・安全に子育てができる場づくりを今後も積極的にご提案します。

③SDGSマンション
(コミュニティ促進:新千里東町)

持続可能な社会に向けて、様々な業界・企業が工夫し、取り組んでいるSDGsですが、アクアスでもマンションづくりを通じて、目指すべき社会に貢献しようと日々尽力しています。実際に、日本初の大規模ニュータウンにある団地の一部を「総戸数181戸の大規模マンション」への建替えを計画し、プロジェクトのコンセプト創りをアクアスが担当しました。国際目標として掲げられているSDGs、17の開発目標の中には、「11住み続けられるまちづくりを」があります。再生を目指している計画地の願いも同じであり、これを叶えるためにはどうすれば良いのか、向き合いました。たどり着いたのは、「個人の安全を守りつつ、コミュニティを創出し、地域との繋がりを育むまち」だということ。

大規模マンションの特徴である敷地の広さ、共用施設の充実、人の多さ、こうした条件は、地域への影響力の大きさと比例します。そのため、マンションの共用スペースには、母子の生活、コミュニケーションを支える「こども食堂」の設置を提案。母子だけでなく、生活困窮者や孤立する独居者にも対応できる「みんな食堂」も提案しました。外構には、つながりのきっかけになるように、植栽計画を提案。季節によって移ろう景色、五感を刺激する植物によって、世代を超えて繋ぐきっかけになってほしいと考えています。

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④木造建築

アクアスでは、木造建築を推進する事業もスタートしています。木造推進事業での具体的な取り組みは、環境に優しく、人を育み、美しいデザインを作り出す木を使った、魅力あるマンションの提案をしていくこと。中大規模木造建築はもちろん、ハイブリット構造や木質化においても、設計構造・設備事務所やゼネコン施工会社をはじめとする多くの企業と積極的に意見交換を行い、知見・技術を高め合っています。

中大規模建築も木造の時代へ
近年ではカーボンニュートラル等、環境への意識がより一層高まっています。建築分野においても同様であり、中大規模の木造建築が注目を集めています。アクアスの木造推進事業では、環境に優しいだけでなく、木でつくられた安らぎの空間や、地域やまちづくり、引いては日本の林業をはじめとする地方創成への貢献まで着目し、未来を見据えた本当の「美しさ」を追求しています。建築に木を使うメリットはさまざまですが、大きく3つあります。

1.環境に優しい

世界のCO2排出量の40%近くは、建築分野から排出しており、今後もその割合は大きくなると言われています。こうした現状に対して、アクアスは建築に関わる企業として、木材の使用でCO2 の削減やカーボンニュートラルに貢献します。また、木材は「植える→育てる→伐採」のサイクルで森林が適切に循環されることにより、半永久的に再生産できます。森林のサイクルがうまく循環することで、国土保全や土砂災害の防止等の効果も発揮されるでしょう。木を育て、活用することはその森林を守ること。つまり、地球温暖化の防止や生物多様性の保全にも繋がるのです。

2.人を育む

木には、リラックス効果や集中力の高まりなど、様々な効果があると言われています。木の素材には、紫外線やブルーライトの反射を抑え、快適な眠りを誘うという研究もあります。なかでも間接照明との相性が良く、合わせると、熟睡度が高い結果も出ています。また、木の繊維には空洞があり、力が加わると徐々に縮んで衝撃を吸収し、足腰への負担やケガから優しく守ってくれます。

3.デザインの美しさ

RCや鉄骨などと木を組み合わせたハイブリッド構造などでも、一部で木を見せることによって豊かな空間をつくり上げることができます。木は素材によって、一つひとつ色が違ったり、表情が違ったり、節があったりなど、様々な個性があります。また、木は時間とともに変化する性質を持っており、歳月を重ねることで木の味わいや美しさも増すもの。

魅力あふれる木を使うことで、穏やかな印象を演出し、住む人だけでなく街の美しさの一部になるようなデザインの可能性を秘めていると感じています。「森」から「木」となり、「街」の「建物」へと木のチカラを繋ぎ、人の心と身体の健康に新しい価値と可能性を創出します。アクアスと一緒に木を使った空間を考えてみませんか?

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⑤ペット共生型マンション

犬や猫などのペットと室内で生活するライフスタイルの増加に伴い、賃貸物件においても、“ペット共生型マンション”の需要が増えてきています。では、従来の“ペット飼育可マンション”と“ペット共生型マンション”とは何が異なるのでしょうか。これまでの“ペット飼育可マンション”では、あくまでオーナー様のご厚意によってペットの飼育が認められているに過ぎず、ペット専用の設備が設けられている訳ではありませんでした。ペットを飼っていない住人の中には、鳴き声が気になる方もおり、入居者同士のトラブルの原因となるケースも多々。また入退去の際もペットの残した傷や臭いなどもオーナー様にとっては、悩まされる点が多かったことでしょう。これに対し、“ペット共生型マンション”とは、「はじめからペットと一緒に暮らすことを念頭において設計された物件」です。入居される方も初めからペットを飼育される方々なので、お互いに気を遣いすぎる必要がなく、入居者同士のトラブルも発生しにくくなるメリットもあります。

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 アクアスが提案するペット共生型マンションでは、ペットとより快適に、ストレスなく過ごせることを念頭に、共用部にはペット専用の足洗い場やリードフック、汚物を入れるダストボックス、外構や屋上にはドッグランなど、ペットとより良い生活を営める専用設備を提案しております。専用部においても取り外し型のキャットウォーク、消臭効果の高いビニールクロスや犬猫の肉球が滑りにくく傷がつきにくいフローリング、アンモニアの臭いを分解する脱臭装置を採用するなど、ペットとの生活を考えたアイデアをふんだん盛り込んだ設計をすることで入居者様、オーナー様、双方にとって魅力ある物件となるよう心掛けております。

それだけではなく、ペットシッターや獣医師との提携を行うことで、万が一の場合にも安心して管理を行う体制を築くことが可能に。ぜひ、アクアスと一緒に動物と暮らす新しい形の賃貸住宅を考えませんか?

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04 
 マンション設計に特化したノウハウ

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住戸プラン(間取り)・共有スペースに対する豊富なプランニング

安心・安全・快適で、入居者様に寄り添った間取りの提案を念頭に、新しい価値観やライフスタイルにフレキシブルに対応した空間を創造します。これまで培ってきた豊富なプランニングバリエーションを活かし、ただ面積を確保するのではなく、家具の配置のしやすさや、将来の間取りの可変性なども考慮。住まう方々をしっかり想像したプランニングを行います。

例えばマンションの場合、建物の顔となるエントランスを大切にします。賃貸マンションの場合は、高級分譲マンションのようにすることで、内見者の入居への気持ちを後押し。地域の特性・良さも継承するデザイン、機能面と共に、とことん追求してプランニングします。

スピード感と高い精度を両立したボリューム提案

各調査からボリューム(建物の容積率を満たす最大の大きさ)図面の作成まで、最短1日で実施。圧倒的なスピード感ながらも、単純な容積率の消化を目的とせず、商品性・デザイン性・コストパフォーマンスも踏まえて土地の価値を最大限に引き出すことを目指しています。不動産デベロッパー様や建設会社様向けにボリュームチェックの勉強会も開催する確かなスキルと経験のもとに、スピード感と高精度を両立したボリューム提案を行います。

チームで取り組む工事監理

工事監理とは、オーナー様に代わって設計図面をもとに正しく工事が実施されているかを確認することです。また、図面だけでは伝わらない内容を施工会社に伝達したり、オーナー様に工事状況を報告したりするのも業務の一貫。アクアスでは、より正確でハイクオリティな監理のために、構造設計者や設備設計者などのスペシャリスト(協力会社)とタッグを組み、現場の方々ともベクトルを合わせながら、チーム一丸となって実施。認識相違や業務品質の不均一を防ぐために、監理マニュアル、チェック表を用いて監理を行っています。

徹底した防犯対策

マンションのセキュリティは、ゾーニングや導線計画によるハード面の対策、オートロックや防犯カメラなどの設備面の対策を計画段階から十分に考慮しておくことが重要です。周辺環境をはじめ、敷地全体・共用部・専有部において対策が必要な箇所や方法が多岐にわたるために、デザイン性・コスト面も含め、総合的に検討を重ねて、安心・安全の住まいづくりに取り組んでいます。

感染対策

新型コロナウイルス感染症の流行をきっかけにライフスタイルや価値観が変化し、住まいのかたちも変化しています。専有部内のプランニングやマンションのエントランスホールをはじめとする各共用部のあり方や、ゾーニングなどによる感染対策と有効利用に取り組んでいます。

サービス紹介service

土地活用コンサルティングサービス

お持ちの土地、ご購入を検討している土地についてご相談ください。アクアスでは、優秀なマンションデベロッパーや税理士とパートナー関係を結び、収益・集客が見込める土地紹介をはじめ、事業収支の作成、等価交換、税務コンサルティングまで、すべてお引き受けできます。

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①土地紹介

収益、集客が見込まれる土地など、「良い土地」に出会うためのサポートを行います。長年にわたってマンション事業を展開してきた独自のネットワークを保有しているため、お客様のご要望に応じた土地をご紹介させていただけます。

②事業収支の作成

マンション、アパートなどの賃貸経営は長期にわたる事業であり、経営を成功させるためには、長期的な収支計画(収支シミュレーション)を立てることが重要です。賃貸契約では、収支計画に基づいて収支、支出を把握したら「収支計画書」を作成し、年単位のキャッシュフローを確認。その後、賃貸マンション設計のノウハウをもとに、適正な家賃、入居率、空室率、修繕費など、収支計画の内容・立案のお手伝いをさせていただきます。

③等価交換

等価交換は、多くのケースで土地所有者様とマンションデベロッパーとの共同事業であり、計画から竣工後もデベロッパーとパートナー関係が続いていくことになります。そのためにも、信頼・信用できるデベロッパーを見つけることが大切です。土地の等価交換をご検討の際には、アクアスのネットワークを駆使しながら、デベロッパーとの架け橋になり、お力添えをさせていただきます。

④土地活用に関する税務コンサルティング

土地活用と税金は密接に関係しているからこそ、土地活用のコンサルティングはもとより、税の面からもしっかりとコンサルティングが必要です。税理士とパートナーシップを結んでいますので、税務の面からも土地活用をしっかりサポートさせていただきます。

CRE(不動産戦略コンサルティング) 戦略サポート

CRE戦略とは「企業が保有している不動産を効果的に活用することで、企業の価値向上を図る経営戦略」です。アクアスでは、このCRE戦略が重要と考え、立地や地域性を踏まえたバリエーション豊かな実績があります。CRE戦略をお考えの企業様は、ぜひご相談ください。

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実績

  • シティカレント
    新大阪
    (延床3,800㎡)
  • アジュールコート
    福島
    (延床1,900㎡)
  • UD天満
  • エル・セレーノ
    大阪天神橋
    (延床2,000㎡)

など

不動産の証券化

不動産の証券化とは、不動産が生み出す収益を源泉に証券を発行し、不動産の所有者が収益権を分離して投資家に販売(資金調達)する手法です。アクアスでは、パートナー企業と共に不動産の証券化のコンサルティングサービスを提供しています。

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下記のような不動産をお持ちの方はご相談ください!

  • 老朽化が進み、あまり稼働していない社宅
  • 駐車場として外部に貸している土地
  • 老朽化により建替えが必要な賃貸マンション

など

不動産の証券化には、運用収益が安定的に見込める不動産(賃貸マンション・オフィスビルなど)や、将来値上がりが期待できる立地など、投資メリットがある不動産でなければ、証券化は現実的に困難です。また、証券化には一定の手間とコストがかかるため、そのコストを差し引いても証券化メリットが期待できる金額規模(=延床面積の広さ)が必要です。しかし、他者から見れば、保有している不動産が魅力的な投資対象の可能性もありますので、不動産の証券化をお考えの方は、ぜひご相談ください。
私たちが設計・監理させていただいたアジュールコート福島も、パートナー企業と共に、地主様に対して土地活用のご提案を行い、コンサルティングサービスを提供した事例のひとつです。長年コインパーキングとして運用中であった土地を、周辺の開発状況に合わせて、高所得者向け賃貸マンションへの高度利用をご提案しました。

本計画における役割としては、下記の大きく3つです。
  • 総合プランの立案
  • 借主誘致・契約
  • 資金調達支援
成果として、賃貸マンションの稼働は好調で、竣工わずか1.0ヶ月の間で40戸すべて満室になりました。地主様・家主様に寄り添った提案をしたことで、コインパーキング稼働での利回りよりも高水準な利回りとなりました。

建替て可否診断サービス

住み慣れた愛着あるマンションでの暮らしをより安心安全で快適に過ごすためには、修繕・改修と建替えの「できることとできないこと」を把握して、費用や効果を総合的に比較検討することが必要です。アクアスでは、そんな将来計画の検討と解決策をご提案しております。大規模修繕・耐震補強・建替えといった資産価値向上全般の取り組みについてのセミナーや勉強会も承りますので、ぜひご相談ください。

耐震診断サービス

耐震診断の申請には専門家の知識が必要です。どこにも負けない「知識」とお客様に寄り添った「真心」をもって、お客様の安心安全を守るお手伝いをさせていただきます。

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耐震診断サービス/サポートの流れ

  • STEP.1お問い合わせ

    まずは、HP上の「お問い合わせ」、または電話やメールにて、耐震診断のご相談のお申し込みをお願いいたします。お問い合わせをいただいた方には、ご相談の上、日程を調整させていただきます。

  • STEP.2無料耐震相談

    初回のご相談では、耐震診断を希望する建物の図面等をお預かりさせていただきます。耐震診断では、現地調査と同じくらい図面での事前確認が重要です。事前に必要な図面をお伝えしますので、ご用意くださいますよう、お願いいたします。

  • STEP.3予備調査・
    調査計画書作成

    お預かりした図面をもとに、現地調査でどのような箇所をどのように調査するかなどを事前に検討します。その後、お客様にもご安心いただけるよう、調査内容をご説明いたします。

  • STEP.4現地建物調査

    現場にて、お預かりした設計図面と照らし合わせながら、正しく工事が行われているか確認します。また、コンクリートの状況も確認するために、コンクリートのコア抜き調査も実施。この段階では、平面図・立面図・構造図・(CADデータ)を作成します。

  • STEP.5耐震診断

    調査内容をもとに、耐震診断を実施。建物の安全性を正確に数値化して報告書にまとめさせていただきます。納品する報告書は3点(現状診断結果・補強計画図・概算工事予算書)です。 診断の結果、建物の安全性が確保できない場合には、耐震補強工事または建て替えのご提案をさせていただきます。耐震補強に関しては、現状の建築物に補強材をつけるような単純なものだけではなく、建物を再生させるような方法もご提案しております。

  • STEP.6耐震補強計画・
    立案

    策定した補強をもとに、お打ち合わせさせていただき、ご予算やご希望に応じた工法を決定します。ご納得いただけた場合に契約となり、概算見積もりをお伝えします。

  • STEP.7お問い合わせ

    まずは、HP上の「お問い合わせ」、または電話やメールにて、耐震診断のご相談のお申し込みをお願いいたします。お問い合わせをいただいた方には、ご相談の上、日程を調整させていただきます。

  • STEP.8工事費見積もり
    (積算)

    耐震補強設計図をもとに工事費の積算を行い、最終的な耐震補強工事の金額を確定します。工事費のお見積りでは、費用の調整をはじめ、コスト・品質ともに最適な施工業者様選びのお手伝いをいたします。最終的な施工業者決定もこの段階で決定します。

  • STEP.9耐震補強工事・
    工事監理

    費用が確定し、図面も完成した段階で工事が開始されます。工事が始まってからも設計事務所の仕事は続きます。作成した図面通りに工事が進められているか、設計者自身が現場に足を運びチェック(監理)。この工事監理を行うことで、お客様に安心・安全をご提供できると考えております。

補助申請サポート

01.ZEH-M

私たちは、これまでも環境配慮型のマンションを多数、設計してまいりました。設計実績のあるZEHプランナーですので、ご安心ください。特に中高層賃貸マンションでは、大阪市内初※1となる「ZEH-M Oriented」認定を取得するなど、お客様が建てたい賃貸もしくは分譲マンションが「ZEH-M」の基準をクリアできるように、図面の作成から申請図書、評価機関との質疑応答まで一気通貫での補助金申請サポートをさせていただきます。

ZEH-M基準を満たした建物は、SII(一般社団法人 環境共創イニシアチブ Sustainable open Innovation Initiative)による経済産業省ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)支援事業という補助金制度が適応できます。この制度へ申請することによって、一定額の補助金を受けられます。

工程:サポートの流れ
必要書類

案内図・配置図・平面図・立面図・矩計図・基礎伏図(基礎断熱の場合)省エネ関連各種資料
※矩計図、基礎伏図など図面1式
※省エネ関連各種資料=断熱材、サッシ、エアコン、エコキュートなど

Q&A
  • Q.申請期間はどれぐらい必要ですか?タイミングはあるのでしょうか?
    A.申請期間は規模によって多少前後しますが、約2か月間です。申請のタイミングは、高層ZEH-M(住宅用途部分が6~20層)及び超高層ZEH-M(住宅用途部分が21層以上)であれば、6月1日~26日です。低中層ZEH-M(住宅用途部分が1~5層)であれば、5月7日~6月5日です。
  • Q.一般的なマンションに比べてどれぐらいコストアップになりますか?
    A.規模及び計画にもよりますが、1.2倍以上が目安です。
  • Q.一般的なマンションに比べてどれぐらいランニングコストはダウンできますか?
    A.計画及び各家庭のエネルギー使用量によりますので、一概にランニングコストの減額を提示するのは難しいですが、エネルギー消費量は20%以上削減できます。
  • Q.申請費用はいくら必要になりますか?
    A.ZEHの補助金申請費用は不要ですが、これに付随するBELSの申請費用が必要です。規模及び審査機関によりますが、約220,000円+2,200円/戸となります。また、アクアスでは、申請業務による設計費を別途いただいております。金額については、規模によりますのでご相談ください。

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02.バリアフリー

高齢者や障がい者などの自立した日常生活を確保するべく、建築や交通機関において移動の利便性、安全向上の促進を図ることを目的に制定されている「バリアフリー法」。アクアスが得意とするマンション設計では、バリアフリー法に適合した設計及び補助金申請実績も多数ございますので、お気軽にご相談ください。 各行政ではバリアフリー整備に関わる補助金が設けられています。例えば、神戸市では「共同住宅バリアフリー改修補助事業」があり、共同住宅の共用部分をバリアフリー改修する際に、補助対象工事の一部を補助するものです。補助金を受けるためには、さまざまな条件があり、手続きも事前相談から交付申請、実績書の提出など、複雑です。アクアスへは、補助金申請の提案から申請まで一括でお任せいただけますので、HP・お電話からお気軽にご相談ください。私たちと一緒に、誰もが安心して笑顔で暮らせる街を創りましょう。

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03.擁壁・崖崩落防止

建物の倒壊や崖崩れは、住まわれている方はもちろんのこと、周囲の方にも多大なる被害を与えてしまいます。それを防ぐためにも、塀の倒壊、擁壁・崖崩落防止診断を行いましょう。暮らしに安全と安心をもたらすことで、マンションの入居率や集客率の向上が期待できます。擁壁・崖崩落防止に関する申請には、各行政から補助金の交付が行われている場合があります。例えば、大阪府では、地震発生時の建築物倒壊による道路の閉塞を防ぎ、広域緊急交通路の機能を確保することを目的とした、沿道ブロック塀の耐震診断等に対し、補助金の交付を行っています。アクアスでは、補助金申請の提案から申請までを一貫して行えますので、ぜひご相談ください。

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04.子育て支援

アクアスでは、保育園の設計にも力を入れており、「子育て環境」に対するノウハウがあります。子育て世代に向けた補助金交付情報提供・申請補助も実施しており、子育て世代を建築設計で支えることができる、数少ない会社です。私たちと一緒に「子どもたちの未来」を創りましょう。

未来美育

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05.省エネLED化

アクアスにはZEHをはじめ、省エネ基準に適合したマンション設計を数多く手がけてきた実績があります。その経験を駆使して、申請に係る相談や申請補助を行っております。昨今では地球環境を考慮し、省エネについてさまざまな基準や設備等の整備が進められています。そうした取り組みの中で、電気の「LED化」にも国及びお住まいの地域から補助金が交付されています。例えば、大阪府高槻市では「集合住宅省エネルギー改修補助金事業」があります。 集合住宅の共用部と限りはあるものの、照明設備をLED改修に対して補助を受けることができます。アクアスでは、環境配慮を前提とした計画を行っておりますので、これらに関わる様々な申請の提案ができます。お気軽にご相談ください。

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06.耐震診断

昨今の自然災害の多発によって、防災意識が高まりつつあります。新築の建物については、高い基準を満たしたものが建てられておりますが、2000年以前に建築されたものについては、それらの基準を満たさない建物が多くあります。それらについても「強く、安全なまちづくり」に寄与するべく、各行政で耐震診断の補助を行っております。 例えば、大阪市では耐震診断などに要する費用を一部補助しています。ただし、補助を受けるためには、建築時期や住宅の床面積など、さまざまな条件があり、申請には専門家の知識が必要です。アクアスは数多くのマンション設計で培った「知識」とお客様に寄り添った「真心」をもって、お客様の安心と安全を守るお手伝いをさせていただきます。

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07.大規模修繕コンサルティングサービス

アクアスでは、大規模修繕工事においては設計監理方式をおすすめしています。設計監理方式とは、設計と施工を分離する方式のことです。施工者が提案する仕様・工法・費用などを、設計事務所が公平にチェックし、着工後は設計通りに施工されているかを管理組合側の立場から監理することで、管理組合の負担を減らすことができます。 また、大規模修繕成功のカギは技術面だけではなく、マンション内の合意形成です。大規模修繕を進めるにあたって、さまざまな考えが交錯し、前に進まないという状況に陥ることは珍しくありません。そこで、私共の豊富な実績・深い知識をご活用いただければと考えております。数十年にわたり、大手デベロッパーと培った経験をもとに、大規模修繕成功にむけて伴走いたします。

大規模コンサルティングサービスの流れ
STEP.1
建物診断
物の劣化状況を確認し、建物診断レポートを提出します。
STEP.2
改修計画
長期修繕計画及び履歴、ご予算・ご要望をもとに、最適な大規模修繕計画をご提案します。改修計画の作成までが一番の山場で、ここで適切に計画できているかが一番重要です。適切な計画の上でなければ、適切な施工見積りも実際の施工もできません。
STEP.3
施工会社選定補助
施工会社を3社以上リストアップし、見積要綱の作成・見積精査を行い、選定補助をします。
STEP.4
工事監理
設計通りに施工されているか監理・報告します。また、工事に関するご意見の窓口になります。
STEP.5
アフターフォロー
工事完了後に1年点検を行い、状況の報告と工事の妥当性を検証します。

上記のプロセスの途中でも対応可能です。セカンドオピニオンとしても対応可能ですので、いつでもご連絡ください。

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08.共用部リノベーション

マンションにおいて、共用部はとても重要な空間です。賃貸マンションであれば、入居希望の内見者が初めに目にするのがエントランスです。住戸内をどれだけきれいにしていても、郵便受けにチラシが散乱していたり、エントランスの壁に注意勧告がたくさん貼られたりすると、入居を躊躇することでしょう。清掃管理はもちろん大切ですが、乱れや汚れを防ぎ、美しい空間づくりの仕掛けも重要なのです。 アクアスでは「美育」する空間という理念のもと、時代のニーズに応えるべくオートロックや防犯カメラなどのセキュリティ、宅配ロッカーや自動ドアなどの利便性なども、きちんと考慮しています。アクアスでは使われ方をカウンセリングしたうえで、入居様に喜んでいただける共用部をご提案させていただきます。

未来美育

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09.区分所有部分のリフォームにおける管理規約との適合診断サービス

共同住宅において生活音は大変重要であり、生活音が原因で住民同士のトラブルが発生することもあります。特に、リフォームしたことで発生してしまう生活音によるトラブルが多くあります。

例えばこんなトラブル
  • 2重床の場合、床材と壁の隙間の確保が重要です。良かれと思った施工者が、壁との隙間をなくす丁寧な仕事をした場合、太鼓現象(太鼓を叩いた時のような衝撃音が叩いた反対側によく響いてしまう現象)や壁へ音が伝わってしまい、遮音性能が低下します。
  • 床を無垢のフローリング仕上げにしたいからと、直貼り遮音フローリングの上に重ね貼りをすれば問題ないと思われがちですが、これも遮音性能が低下します。
  • お隣との戸境壁においても、2重壁とする場合も太鼓現象に注意。浮き壁をするなどの工法をしなければ、遮音性能は低下します。
  • せっかくリフォームをして心機一転生活をスタートさせても、生活音によるご近所トラブルが発生してしまえば、快適な生活の妨げになってしまいます。上で挙げた例のように遮音性能が低下してしまう原因は、リフォーム施工会社の誤った知識によるものが原因のひとつです。
    管理組合によっては、マンション管理規約やリフォーム管理規約を細かく定められているところもあります。アクアスでは、住宅リフォームされる際にこれらの管理規約に正しく従い、快適な生活ができるのかを施主、もしくは管理組合に代わり、施工前の図面審査・着工時、竣工時のチェックをさせていただきます。(費用は70,000円~)

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10.定期報告

私たちの体も定期的な健康診断で病気の早期発見をしていくように、建物も普段から維持管理し、建物の安全性と快適性を維持していくことが必要です。そのため、建築基準法では、一定規模以上の建築物に対して、その所有者や管理者がコンスタントな調査と検査を有資格者に依頼し、その後結果を特定行政庁に報告することが義務づけられています。マンションの場合、「特殊建築物定期調査」は3年に1度、そのほか「建築設備」「防火設備」「昇降機」については、毎年特定行政庁への報告を行わなければいけません。 「特殊建築物定期調査」及び「建築設備定期検査」は、専門的知識が必要となるため、アクアスでも調査、書類の作成などをお手伝いしております。また、指摘事項に対する是正方法につきましても、ご相談承っております。詳細は、お見積りの上でご契約させていただきますので、お気軽にご相談ください。(費用の目安: 140,000円/1000㎡~)

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物件紹介 / お客様の声voice

Fleur 西宮北口

建 築:平成 21 年 2 月
所在:兵庫県西宮市
構造:RC 造 地上 6 階建て
事業主:個人オーナー

「町のためにクスノキを残したい」というお施主様の思いから、スタートしたマンション設計。既存樹を尊重するように建物もやわらかいアースカラーを基調とし、マリオンで分節したデザインにする事で、街との調和に配慮しています。生命力に満ちた大きなクスノキと新たに植えられた木々によって、駅まで続く細い道に潤いと安らぎを創り出しています。

土地の記憶を活かした普遍的な設計

オーナー|三宅様
アクアスさんには、建物の記憶ではなく土地の記憶を上手に活かして頂いたと思います。屋敷時代からあったクスノキを残し「フルール西宮北口」を設計して頂いたので、今でも駅から実家に向かって歩いていくと、一番にクスノキが目に入ります。そのクスノキを見ると、子どもの頃と変わらず、「実家に帰ってきた」という思いが込み上げてくるんです。

これもクスノキを残しながら、その周りを雑木林のように植栽して頂いたアクアスさんのおかげだと感謝しています。建物は戸建てからマンションに変わり私は住んでいませんが、このクスノキがある限り、私の中では生まれ育った実家だと思えるのです。今後も自然と共生する土地の記憶を活かした設計を続けて頂ければ、私と同じように記憶や思い出を未来に繋いでいける方々が増えていくと思います。

アジュールコート福島

建 築:令和 2 年 12 月
所在:大阪府福島区
構造:RC 造 地上 9階建て
事業主:個人オーナー
協力会社:PVコンサルティング株式会社

アジュールコート福島がある海老江は、もともと小さな商店や工場が多く立ち並ぶ下町でした。ここ数年で景観は変化し、マンションやスーパーなどが次々と建設されているものの、未だにノスタルジックな面影が残る町でもあります。そんな新旧が入り混じる土地柄を考慮し、「新しさと懐かしさ」をコンセプトに設計しました。エントランスの床は、海老江の石畳をモチーフに、小上がりになったフロアは、日本ならではの情緒ある風景を創り出しています。

時代のニーズに沿った
期待以上のマンション

オーナー|藤井様
コインパーキングだった土地を、より有効的に活用したいと思い、賃貸マンションの建築を決めました。アクアスさんから上がってきたイメージ図をはじめて見た時は、すごくかっこよくて粋だと思いましたね。その後、在宅ワーク需要の高まりを考慮して、部屋を広めにつくって欲しいとお願いしたんです。的確に要望に応えてくださり、40 平米と二人でもゆとりを持って暮らせる広さになりました。それだけではなく、仕切り間や作り付けのテーブルの設置まで提案してくださいました。

また、このマンションは、賃貸マンションでは滅多に採用されない耐震設計になっています。住まいとして欠かせない安心・安全を入居者さんに提供しながら、時代のニーズを考慮し、反映してくださったマンション設計・監理にとても感謝しています。

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ストーリーacas story

クスノキのあるマンション

ある知り合いから、「屋敷を取り壊して賃貸マンションを建てたい」とおっしゃっている地主さんがいるとご紹介頂きました。ご自宅にお伺いしてみると、洋館と日本的な平屋が隣り合わせになっている屋敷の前に、大きなクスノキが生えていました。

「立派なクスノキですね」と地主さんに伝えると、喜んで庭を案内してくださり、胸中を打ち明けてくれました。「街のためにシンボルとなるこのクスノキを残したい。何社も提案に来ているけど、どこも想いをわかってくれない。」と仰います。また、「マンションを建てることで、ご近所の方々や街に迷惑をかけたくない。」という想いも抱えていらっしゃいました。
クスノキは屋敷が建った昭和 6 年頃から、お施主様・そのご家族と共に時間を過ごしてきた大切な存在。田畑の中にクスノキとご自宅が写っているとても古い写真を見せながら、想い出も語ってくださいました。しかし、どの業者も口にしたのは、今のクスノキを伐採し、新しく植えるという提案。利益のみを追求した効率重視のものばかりだったそうです。そんなお施主様のクスノキへの想い、地域への配慮を受け取った上で、当社ではクスノキを残しながら、地域にもとけ込むマンションを提案しました。

そして、当社の提案・設計は進み、ご近所の方々への説明会にて、お施主様の想いを一生懸命伝えました。施工者にもその想いを共有し、十分に理解して慎重かつ丁寧に、工事を進めてくれました。
時は経ち、無事竣工を迎えました。マンションとして姿を変えた今も、大きなクスノキが残り、道を行き交う人々を毎日見送り、迎えています。かつて屋敷にあった庭からインスピレーションを受けて新たに植栽した木々たちも、季節によって違った表情を見せ、地域の人たちからも楽しんでもらえているようです。

もしかすると、おばあさんが孫に「おばあちゃんが子どもの時からあるんやで」と話しているかもしれません。そして数十年後、「このクスノキは、おじいちゃんのおばあちゃんがお前くらいの時からあるんやで」と物語を引き継いでいるかもしれません。

未来美育

見学会・相談会event

マンション管理組合様をはじめ、不動産ディベロッパー、建築会社様、不動産オーナー・CRE戦略室様向けなど、それぞれの立場に寄り添ったセミナー・見学会・勉強会などを開催しております。

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