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アバター画像 杉谷 Yutaka Sugitani

好きな映画-①

2012.04.23

  

杉谷です。

 

 

今週のブログテーマは「好きな映画」

 

まずは直近の映画では「おくりびと」

 

僕自身が、納棺というものを見た経験がないため

考えさせられるものがあった。

遺体を棺に納める仕事、納棺師。

死というものは、誰もが避けては通れない旅立ちの時に

立ち会う職業についた主人公を通じて、

様々な生と愛のカタチを描く人間ドラマを描いたのも。

 

普遍的なものとして存在する死。

火葬される前の死人に生前と変わらぬ姿の化粧を施し、

尊さを纏わせて送り出す。

「死」というものを厳格に捉えるだけでなく笑いを織り交ぜ、

人生最後の儀式に、優しさのベールをかけて柔らかく包み込む。

この作品は、その納棺の一つ一つの流れが美しくまとまっている。

個人的にはこの映画は美しすぎるのではないか、現実の世界での

上では「死」という出来事を前に、「死者をおくりだす」という

行為に対する人間の想い、その美しい心が描き出された一つの芸術

の形ではないかと思う。作品が製作された時期は世界的な金融恐慌

の時期でもあり、世間ではリストラが話題になっていた。そんな中

で新たな仕事に生きがいを見つけ、再起をはたしていく主人公の姿

に感銘を受けた映画だった。

 

その他では、「イエスマン YESは人生のパスワード」

も単純映画の明快さが心地よい。

これは超ポジティブ映画の骨頂だと思う。

人生のすべてにおいて「No」としかいわなかった主人公が、

ひょんなことで参加することとなった自己啓発セミナーで

Yes」のすばらしさを教えられ、なかば強引にすべてYes

と答えるように約束させられたことから、人生が右肩上がり

に変わっていくストーリー。内容は単純で明快だが、物事の

きっかけは何事もYESから始まる、そのYESの重要性が分かる

映画であり、物事の初心に帰れるというところでは僕は好きだ。

 

あと一作品。

これは地元広島の高校を卒業して関西に来てから初めて観た

映画かもしれない。

「岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説」

関西には、こんなこわい兄ちゃんがおんねやと本気で思った

 

これが一番かもしれない・・・。

 

 

建築の仕事をやっているとコンセプトやストーリー性を考えることが

多々ある。

映画の中のストーリーや監督が作ったコンセプトを考えながら、

ここではなにが言いたかったのがなどと考えると仕事と映画がリンクする

心境・環境などが違えば色んな見方もできる。

 

だから映画はおもしろく、勉強になる。

Profileプロフィール

アバター画像 執行役員/関西エリアマネージャー 杉谷 泰
ブログを通じ、多くの方に弊社の業務や個々の日常を知っていただければと思います。生まれは広島、人生の約半分を大阪でお世話になりながら現在に至ります。

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