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構造

2014.10.01

加藤です。

 

 先日、芸能人が家を探す番組をテレビにて見る機会があった。

変わった物件の紹介や、リフォームの紹介、格安若しくは豪邸物件の

紹介等、建築(主に住宅)を取り上げる番組が多くなった気がする。

ただ、芸能人が家を探す番組にて少し疑問に思った事があった。

 

 番組内で色々物件を紹介していくのだが、その物件概要が少し

おかしいと感じた。

築年数は、まあいい。

敷地面積は、平米数と坪数で紹介。

ただ、広い敷地を東京ドーム何個分ですと紹介するのはどうかと。。。

建物広さは、平米数と畳数で紹介。

しかし、なんでもかんでも何LDKにしてしまうのはどうかと。。。

構造は、木造、コンクリート造、鉄筋造と紹介。

ん?「鉄筋造」とはなんぞや?

紹介されている物件は、あきらかに鉄骨造に見えたのですが。

 

 私の見解だが、多分、「鉄骨」を「鉄筋」に間違えたのだろうと。

しかし、あきらかに鉄骨がむき出しの物件なのに間違えるのだろうか。

建築業に携わっているものであれば、そのような間違えはあり得ないのだが、

建築業に関連が無い、建築に関心が無い、興味がない人たちには、

鉄骨も鉄筋も同じに見えてしまうのだろうか。

もしかしたら、私が知らないだけで鉄筋造なる構造体が存在するのだろうか。

この番組だけではなく、ニュース番組でも建物概要を説明する場面にて、

度々、鉄筋と鉄骨を間違えている内容を見受ける事がある。

これは、由々しき問題ではないだろうか。

 

 以前、建築耐震偽装問題が社会問題となり、連日、ニュースや新聞で取り上げられていたが、

その際、鉄筋の本数偽装がクローズアップされていた。

人々には、鉄筋が建築構造の要だとインプットされてしまい、「鉄筋造」なる言葉が生まれたのでは

ないだろうか。

自分が住む家、通勤するビル、通学する校舎等がどの様な建物なのか、どんな構造なのか、

その構造は安全なのかと、もう少し関心、興味をもつよう、我々、建築に携わっている人間が

啓蒙していかなければならないのではないか、と強く感じている。

 

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