杉谷です。

我々の仕事で「夢に挑む」とは、お客様のニーズに応え、

心から喜んでいただける住まいや人生を創造し続けることだと思う。

我々自身が夢を描き、夢に挑まなければ、

お客さまの人生を創造し共感することは難しいのではないか。

自分の人生を自分の力でしっかりと創造していける人というのは、

必ずその基盤として、大きすぎるくらいの夢、

身の丈をこえるような願望を抱いているもの。

夢は大きければ大きいほど、その実現への距離は遠いものになる。

そこへ至るまでのプロセスを何度もシミュレーションし見えるまで濃密にイメージしていると、

実現への道筋がしだいに明らかにそこへの一歩でも近づくためのヒントが

日常生活からも得られるようになっていくものだと思う。

試練も「夢」を通じて強い願望を抱き続けられる人にこそ与えられるものだと感じる。

夢を抱けない人には、創造や成功がもたらされることはないだろうし、

人間的な成長もない。

自身の過去を振り返っても、「あの時はつらかったな」と思う時期こそ、

自分自身の経験値としての肥やしとなっていることに気付く。

設計という仕事を通じ、我々が夢を描き、そして夢に挑み続ける。

夢を語り、明るい未来の姿を描ける人間でありたいと改めて感じた。