二川です。

先日、家族４人であべのハルカスに行ってきた。
地元の観光名所には地元の人は行かないというパターンで
なかなか足が向かなかったが、3月７日に１周年を迎えたという
ニュースを見たことをきっかけに行くことに。

近鉄百貨店は苦戦しているようだが、
展望台の入場者数やホテルの客室稼働率、
オフィス入居率などは順調の様子。

展望台に入場するのにGWの時期は
5～6時間待ちの時もあったらしいが、
当日はあまり天気が良くなかったせいか、
日曜日にもかかわらず１０分も並ばなかった。

ハルカスの建築的には、開放感と先進性は感じるが、クール過ぎる感じ。
もう少しお客さんを迎え入れるという温かみある設えが必要だと思った。

地上300mの360度の眺めは思ったより見応えがあった。
しかし、大阪の街並みの緑の少なさを改めて実感した。
東京の六本木ヒルズ、ニューヨークのエンパイヤーステートビルの
展望台からの眺めを思い起こすと、目に付く緑の量に大きな差がある。

大阪で街造りや建築に携わる者一人ひとりが
危機感をもって意識しないといけないと思う。 casino