金曜日担当の比土平です。

2007年から海外研修に行かせてもらっています。

ニューヨーク、

ドバイ、

香港+マカオ、

ベルリン+ドレスデン、

ロンドン、

バルセロナ、

ポートランド+シアトル。

こんなに行かせてもらってありがたい事ですが、

あそこにも行きたいな、

と一人現実逃避しながら考える時があります。

その中のひとつがここです。

ときどきスマホの待ち受けにもしているここは、

ルイス・バラガン設計のバラガン邸です。

この写真は階段室なのですが、

鮮やかなピンクの壁とハイサイドライトから射す光がシンボリックな場所にしています。このハイサイドライトには、白い型板ガラスが使用されています。他の作品では黄色のガラスで自然光を黄色に変色させていますが、自邸では白を選ぶんですね。白い光は神々しさを感じます。

同じくバラガン邸のリビング。

今度は透明ガラスです。

フローリングにシンプルな木製家具だけですが、

繊細な開口部のディテールと、

木陰が映り込む白く高い壁から、

落ち着いて過ごすための静けさを感じます。

デザインしました！という設計者のエゴはなく、

ただ美しいなあと思います。

そうそして次も凹凸のある石壁に白い光が差し込んでいますね。左手には素材感も石と対比させたアルミを用い光と影の格子を創っています。自然光を取り入れえた素晴らしい…

はっ!

これはパークホームズ北千里のコリドー!