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自転車社会に対応した条例

2019.07.10

 

 

先日、妻と1歳になった娘の誕生日祝いとして

電動自転車を購入して頂きました。

 

ちなみにアイキャッチ画像は、初めての海外研修で行かせて頂いた、

自転車社会ポートランドの街中にあった自転車置き場です。

あいにくの天気で自転車が走っている姿を見かけることは少なかったですが・・・。

 

電動自転車にも種類があるようで、

前乗り用チャイルドシートとハンドルが一体となっているタイプか

チャイルドシートを後付けできるタイプかの2種類あるようです。

ハンドルの安定感や子供の安全性など様々なメリット、デメリットがあるようです。

 

うちはチャイルドシートを後付けタイプを購入したのですが、

安定感もさほど悪くなく、生まれて初めて電動自転車に乗りましたが

難なく乗りこなせました。

妻の買い物が円滑になって、少しでも楽になれば良いと思います。

 

 

自転車を購入してから、街中でいろいろな電動自転車や

お子さんと同乗している自転車を見る機会が増えました。

改めて子育て世代の方が多いなと実感しました。

 

購入いただいた電動自転車は、後ろにチャイルドシートを付けると

乳児二人同乗用自転車の扱いになります。

 

西宮市では共同住宅(ファミリータイプ)を計画した場合に、

戸数の200%以上の自転車置場の設置が条例で定められています。

そして、必要駐輪台数の20%以上は乳児二人同乗用自転車が、

駐輪できるスペースを確保するよう、新たに条例で定められました。

機械式を採用する場合は、乳児二人同乗用自転車が駐輪できることを証する

カタログの添付も義務付けられています。

 

利用する駐輪場の現状や、電動自転車の流行、

住みよい街だからこそ増える一方の子育て世代。

この条例が制定された背景には、

世間の子育てママさんたちの声が反映されていると思いました。

 

条例や指導要綱は、世間の情勢を鑑みて定められているものだと改めて学びました。

設計者として、住まわれる方は何を求めていらっしゃるのか。

 

深く考え今後の設計にも活かしていきたいと思いました。

Profileプロフィール

アバター画像 遠原 一聖
大阪生まれで大阪育ち。時間のある週末は銭湯に通っています。 公私に関わらず建築やデザイン、自分の感じたことを中心にアップしていきます。

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