acas社長 大浦昌尚ブログ

大切な図書です

2020.08.16

6月15日に賃貸マンション一棟丸ごとリノベーションが着工しました。

築20年の11階建て1room48戸、1LDK6戸の賃貸マンションです。

定期一括借上げされていたものを期間満了に伴い一棟丸ごと改修します。

今回の建物は建築確認申請も検査済証も

そして消防設備の特例申請書まできちんと保管されていたので、

行政の手続きも比較的スムーズに行うことができました。

ここ数年、リノベーションはじめ建物の改修に関するお仕事のご依頼と相談をお受けする機会が多いですが、

意外にこれらの図書を紛失されているケースが多いのです。

このような場合は今現在建っている建物がそもそも適法なのかの調査からはじめないといけません。

大阪府内ですと「既存建物の増築等における法適合性の確認取扱要綱及び同解説」というのがあり、これに則って進めるのです。

以前、約5,000㎡の築8年程度の施設で数十平米の増築相談を受けたときも、建築確認申請を紛失されていたためその調査と証明に相当な時間と労力、費用が掛かることとなり、断念されたことがあります。

巷では、「このくらい」ってやってしまう会社もあるようですが、建物は命と財産を守る必要があります。きちんとした正しいことをしなければ大変なことになりますので、そのことをはっきりとお伝えします。

ぜひ、今お持ちの建物の確認申請や検査済省など引き渡し時に施工会社や設計事務所からもらったものがあれば大切に保管してください。

はじめからきちんとしたものを建てていれば50年後も100年後も時代に合わせてリノベーションやアップサイクルできます。

ぜひ、大切に保管してください。

とはいえ、無くしてしまったけど改修したいという方は一度ご相談ください。どうすればできるかを一緒に検討させたいただきます。

大浦昌尚
株式会社アクアス

代表取締役
大浦昌尚 Masanao Ohura

大和の国に生を受け、とても明るい家族と周りの人と自然に育てられ、まじめで正義感が強いのは父譲り、面白く発想が豊かなのは母譲り、棟梁と指物師の両祖父の血を引き迷うことなく今の仕事に。 多くの人に助けていただき育てていただいた半生。これからご恩返しです。
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