『「易経」一日一言』竹村亜希子著 致知出版社
12月31日【未完成に終わる】
易経六十四卦は、火水未済という未完成の時を説く卦を最終に置いている。
完成を終わりとして満足しては、発展がない。
人は、自分が未完成であると氣付くと謙虚になり、努力成長しようと思う。
未完成であれば、窮まりなく成長し続ける。
人は常に新たな志を持ち、どこまでも伸びゆくべきである。
とあります。
1月16日に開催させていただく
第7回夢の家フェスティバルで子どもたちに体験してもらう
【建築士体験】の内容を全員で話し合っている中で
体験の難易度を子どもによって変えるべきか否かということが出てきました。
せっかく体験してもらっても完成しなければ面白くないのではないか?
小さくても成功体験が必要なのではないか?という理由です。
結論は、難易度はそのままで行こうとなりました。
その理由は易経の「未完成に終わる」と同じ理由でした。
誰もこの「未完成に終わる」のことは知りませんでしたが
このことを自然と認知しているスタッフたちをうれしく思いました。
さて、2021年のacasを振り返ってみますと
コロナ禍においてもたくさんのことにチャレンジして
たくさんの方のお陰で成長できた年だったと言えます。
一方、まだまだやりたいこと、やるべきことが沢山あります。
社外の方からは伸びしろが沢山あると言っていただけます(笑)
2021年は皆さまに感謝して未完成に終わりたいと思います。