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中之島美術館のこと

2022.04.15

先日、新しくオープンした中之島美術館に行ってきました。

時間帯別で予約したのですが、結構混んでいました。

外観は黒い箱が浮いているような造形ですが、マウンドアップされている場所に建てられているので、

そこまで、浮いているようには感じませんでしたが、黒い塊が圧倒的な存在感を放っています。

館内は、大きなボリュームを活かし、上下の空間移動が楽しめるものでした。

全体的にグレー調で、重たい感じを受けました。美術館というより、博物館のイメージです。

以前訪れたMOMAも同じような空間づくりでしたが、白をベースとし、木をアクセントとすることで、

全体的に明るイメージでした。

収蔵作品が秀逸だと前評判でしたが、評判以上のものでした。

山本發次郎コレクションが目玉ですが、そのほかの作品も非常に素晴らしいものです。

佐伯祐三氏の作品は現存するものが非常に少ないので、今回、実物を見ることができたのはとても

感銘を受けました。作品の一つである郵便配達夫は、よく知られている作品ですが、実物を見ると、きのう描かれたかのように艶やかで迫力ある筆使いがダイレクトに伝わってきます。

絵画以外にもポスターや、家具などの作品もとても素晴らしいものが多く、そのなかでもリートフェルトのレッドアンドブルーチェアーの実物を見ることができたのは幸運でした。また、サイズ違いのペアがあることも今回の展覧会で初めて知りました。

倉又史郎氏のミスブランチの実物を見ることができ、改めて、プロダクトデザインの芸術性を感じました。

最後に、ヤノベケンジ氏の作品も当然のように展示されていました。

良い作品を直に見て、感じることは、とても刺激になります。

これからも積極的に良いものを見て、触れる体験をしていきたいと思います。

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