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加藤 秀一 Syuichi Kato

建築を訪ねて

2020.10.19

先月のシルバーウィーク期間に日帰りで東京へ行く機会がありました。
竣工から時間が経っているものがありますが、 気になる建築や施設をいくつか見てきました。

2020年8月にオープンした東京駅地下街”グランスタ東京”にあるトイレです。写真ではわかりにくいですが、鏡の間の壁面は水が流れています。
建築を見る際、外観もさることながらトイレをまず見るようにしています。その建築物のトイレを見ることで設計者の意図が伝わってくると思います。

竣工からすでに3年経ちますが、銀座SIXを見てきました。

巨大な建築物ではありますが、全面の中央通りが広いせいか圧迫感を感じませんでした。また、各階に設けられた庇が単調になりがちな長大な壁面にアクセントを与え、美しいファサードを作り出しています。

内装はフランス人デザイナーによるものです。吉岡徳仁氏のアートは圧巻でした。

上二つは、フェラガモ銀座店と銀座プレイスです。銀座という場所であるからこそ華やかなデザインが生まれるのでしょう。

渋谷に移動し、日建設計の渋谷スクランブルスクエアに到着しました。2019年竣工ですが、まだ工事中の部分があるようです。目をひくのが5層分の壁面デジタルサイネージです。屋外広告物に該当するようですが、特区ということで認められているようです。

上の写真は、 宮下公園のリニューアル 2020年竣工、竹中工務店設計の”レイヤード宮下パーク”です。宮下公園は幾度なくリニューアル計画が持ち上がっていました。学生の頃、授業の課題でも宮下公園のリニューアルが出たくらいです。公園の機能を残しながら、商業施設、ホテル等が入った複合施設として生まれ変わっています。

最後に訪れたのは、代々木深町小公園にある 2020年竣工、坂茂氏設計 の”透明トイレ”です。渋谷区と著名なデザイナー及び建築家がコラボレーションし、”多様性を受け入れる社会の実現”を目的に誰もが快適に利用できるトイレの形を提案しています。利用前は、透明でトイレ内が見ることができます。利用中は、不透明となります。調光シートを利用したものだそうです。

足早でしたが、様々な建築を見ることができ、自分自身の建築に対する考え方を改めて見直す良い機会でした。新しいデザインより既存のものをより良く利用し残していく。また、既存の技術をワクワクするような使い方で提案する。多様性の時代において、建築に求められるものは増えてくると思います。様々な提案ができるように日々色々な情報を見聞きし、時代に求められるもの作り続けていきたいと思います。

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加藤 秀一
ちぐはぐな関西弁を駆使しながらなんとか周りに溶け込もうと努力しています。興味ある事柄を書き記しながら、オチの無い話しを展開していきます。

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